校舎の屋上で目を覚ました門脇瀬名。陽も落ちた夕刻、天は既に漆黒に染まろうとしていた。瀬名の目覚めはあまりにも残酷な試練の幕開け。

ルールは簡単、ただ殺るだけ…、殺らなければ殺られるだけ…。

何のためにこの不条理な戦いが仕掛けられたのか? 生き残るための瀬名の「心の暴走」が始まる。

 
2016年10月に初演を迎えた『放課後戦記』は、NMB48・Team Nのメンバーとして活躍中の市川美織と、数多くのCMに起用されてきたりりかのダブルキャストにより、異例の10公演即完売、更に17年秋には再演も予定されている(17年9月末時点にて)人気舞台。舞台のキャストを数多く再起用したほか、第7回東宝シンデレラオーディション審査員特別賞の秋月成美、仮面女子の窪田美沙のほか青島心、小宮有紗ほかネクストブレイクガールズが加わり映画化されたのが映画『放課後戦記』。映画だからこそ表現できる切れ味抜群のアクションと、舞台では描き切れなかった少女たちの繊細な心の奥深くを描き、舞台とはまた違った『放課後戦記』に触れる事ができる。
そして、なんと言っても圧巻なのが総勢40名の出演者たちが全員女子! セーラー服、ゴスロリ、アーミールックなど様々なコスチュームの彼女たちが魅せるアクション&バイオレンス。そして女子だけだからこそ生まれる「友情」と「恋愛」の狭間で芽吹く微妙な感情も交えつつ、少女・瀬名が必死に「孵化」をしようとするがための「葛藤」の切なさが観る者の心を突く。
舞台同様に原案は週刊少年マガジンに連載中(17年9月末時点)の『リアルアカウント』が好評のオクショウ。人気バラエティ番組『AKBINGO!』や『AKB48ネ申テレビ』の構成作家をつとめるほか、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の公式パンフレットを執筆するなど、サブカル・ピープルたちのツボを知りつくした彼が創り出す独特な世界感に引き込まれれば120分間がアッと言う間に通り過ぎて行く。
異色のアイドルユニットCLEAR’Sの『君の翼へ』が主題歌としてエンディングを飾る。監督は『夢の続きをもう一度』、『便利屋エレジー』と17年に2本の公開作を放った土田準平。

壊れればいい、世界なんて。
少女達の殺し合いがはじまる・・・

 
ある日の放課後、門脇瀬名(かどわきせな)(市川美織)はハンカチを返すため屋上で憑対弓立(つついゆだち)(りりか)を待っている間に居眠りをしてしまう。目を覚ますと暗くなった学校に閉じ込められていた。電波が届かず電話も通じない外部からシャットアウトされた校内で、瀬名の目に映ったのは手を切断されて苦しんでいる女の子だった。

巨大な光や世界が赤く染まっていく不思議な出来事が起こる中、少女たちの史上最悪の殺し合いがはじまる・・・・・・。いったい少女たちの戦いを煽っているのは誰なのか?
殺しに追いかけて来る女子生徒たちから無事に瀬名は命を守ることができるのか?
残り4日、残り3日、残り2日、残り1日、少女たちの殺戮のカウントダウン、最後に生き残るのは誰か?