グラビアアイドルとしてデビューし数々の写真集、DVDを発表、常に第一線を走り続ける杉原杏璃。ある時は「サンスポ競馬公式アプリ」イメージキャラクターとして勝ち馬予想を披露、ある時は「広島観光秘書」として地元広島の魅力をアピール、そしてまたある時は株式投資で話題をふりまくなど、多岐にわたる活動が注目を集める彼女がその才能を如何なく発揮した処女作『......and LOVE』を2015年に上梓。真実か?創作か?自伝的小説としてグラドル界の裏側を赤裸々に描いたその内容は各方面から物議を醸し、センセーショナルを巻き起こしてから約1年半、その映画化作品が遂にベールを脱ぐ。しかも、主人公アンを演じるのは作者自身である杉原杏璃、まさにその人。テレビドラマやオリジナルビデオの出演経験はあるものの、本作は彼女にとって初主演作となり、杉原杏璃のキャリアに「女優」という1ページが書き加えられたことになる。
更に特筆すべきは、小説で物議を醸した男性たちとの関係のくだりを彼女自身が体当たりで演じていること。グラビアの世界では表現しきれないエロティシズムが「女優・杉原杏璃」によってスクリーンを彩っていく。
 
杉原杏璃の相手役として応募総数672人の中からオーディションにより選ばれた2人のラッキーボーイは、読者モデル四天王として活躍中の鈴木勤、そして初代Mr.JAPANの鈴木貴之。フレッシュなイケメン2人が杉原杏璃にさらなる輝きを与えてくれる。また、お笑いタレントの古坂大魔王、2009年にハリウッドデビューも果たした肘井美佳、日本映画界には欠かせない名バイプレイヤーの甲本雅裕など、バラエティな顔ぶれがドラマを引き立たせている。
 

 
そして本作の見どころのひとつでもあるクライマックス・シーンの「グラビアクイーンフェスティバル」に登場するグラビアアイドルたち。森下悠里、池田夏希、佐山彩香、倉持由香、天木じゅん、鈴木ふみ奈、大貫彩香、手塚穂奈美が杉原杏璃と共にビキニ姿でステージ上に勢ぞろいするシーンはまさに圧巻の一言。
 
監督はCGデザイナーとして、映像ディレクターとして、また映画監督として各分野で才能を発揮している松田圭太。脚本は話題のアニメ作品を数多く手掛けている高橋ナツコ、主題歌は2016年9月に『ジャパニーズフォーシーズン!』がタワーレコード全店のシングルチャート4位を獲得したアイドルユニット、DREAMING MONSTER。