日時:12月3日(土)9時30分の回上映終了後
場所:TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区歌舞伎町 1-19-1 新宿東宝ビル3階)
 
登壇者(敬称略):松平健、長谷川純、水町レイコ、北島三郎
 
12月3日(土)に行われた初日舞台挨拶のレポートです!
初日の初回上映後の熱気冷めやらぬ中、松平健さん、長谷川純さん、水町レイコさん、北島三郎さんの4名による舞台挨拶でした!
 
 
■映画をご覧になった皆さんに、お一人ずつご挨拶をお願いします。
 
松平さん:浅草六区がどのような歴史をたどってできたのかを映画を見て知っていただけたと思います。私も今回初めて浅草六区がどのようにできたかを知り、大変興味深く演じました。
この作品を一人でも多くの方に話していただければと思います。今日はありがとうございます。
 
長谷川さん:今日は本当にありがとうございます。
僕自身、初めての映画のお仕事で、初めてのTOHOシネマズで舞台挨拶というものも初めてやらせていただき、緊張しておりますが、今日は皆さんとこの場に立つことができて本当に光栄ですし、感謝の気持ちでいっぱいです。この映画がひとりでも多くの方に届くよう、応援をよろしくお願いします。

水町さん:本日はみなさんありがとうございました。
実は、茨城出身の喜久次郎さんが浅草六区を創ったというお話の作品にご縁がありまして。
祖母が茨城出身で、母が浅草生まれなんです。なので、すごくご縁を感じている作品に出演させていただきました。共演のシーンはなかったけれど、父と映画に参加させていただけたことが本当にうれしくて、本当にありがたかったです。
 
北島さん:ご覧になっていかがでしたでしょうか?
私も久しぶりの映画で、しかも二十何年も一緒に暴れん坊将軍をやってきた松平さんと二人でしゃべっていると、ちょんまげをつけるのを忘れちゃったんじゃないかなんて雰囲気の中でスタッフの皆さんに囲まれながらこの映画を作っていただきました。
映画の中にひとつの歴史があり、改めてまた浅草六区にいってみたいなと思わせる映画だと思います。男の友情、義理人情、大事なものが全部この映画につまっています。
 
 
皆さんにご挨拶をいただいたところで、MCからお一人ずつへ質問をしました。
 
◎松平さんへの質問
Q1.実在した浅草にエンターテイメントの礎を築いた方を演じられていかがでしたか?
A.浜吉と出会い、夢を持ってそれを貫くという男らしさにとても魅力を感じました。
 
Q2.喜久次郎の言葉にはとても力があると感じましたが、思い入れのあるセリフはありますか?
A.どのセリフも今の時代の人たちに思いを伝えるという気持ちで言葉にしています。
 
◎長谷川さんへの質問
Q.ちょっと頼りない青年が過去へタイムスリップをしますが、いかがでしたか?
A.僕自身は啓介とは似ているところはあまりないですが、自分より若い世代とお仕事をすると、ひとつのことに向かって突き進むことを諦めてしまいがちな印象を受けることがあります。
それと同時に、今の若い世代はバランス感覚がいいとも思っています。
与えられたこと以上のことをできる能力や才能があると思うので、啓介をみて、若い世代に自分の力で突き進むことを伝えられたらと思います。
 
 ◎水町さんへの質問
Q.役作りにイメージした人はいますか?
A.私は以前、劇団に所属していて、その時に劇作家の方がいたので、その方のイメージがぱっと浮かんできました。楽しく、やりやすくできたと思います。
 
◎北島さんへの質問
Q.浜吉役はいかがでしたか?
A.実在の人物の話で浅草の歴史を通して、浅草のことを知らなかった人に大切なことを伝えていったり、教えてもらったと思います。
こんな涙を流し、何かを教えられるような映画にまた出たいなと思います。
(TOHOシネマズ新宿がコマ劇場跡地ということで)この地で松平さんとお芝居をしたりしたな、なんて思いました。この場所がこんな風になったのかと思い、客席で映画を観たくなりました。
 
 
キャストの皆さんから映画に対する思いを聞けたところで、終わりの時間が迫ってきてしまいました。名残惜しい雰囲気の中、最後に一言ずつメッセージをもらいました。
 
水町さん:今日ご覧になった皆さまに、この作品をどんどん広めていってもらいたいと思います。たくさんの人に観てもらいたいと思う作品になっています。これからも映画を宜しくお願いします。
今日はありがとうございました。

長谷川さん:浅草と筑波、人と人の縁、義理や人情といった現代社会で希薄になってきているものがたくさんつまっている映画だと思います。皆さんぜひSNSなどで広めていってください。
今日はありがとうございました。
  
北島さん:最近の映画とは少し形の違った映画じゃないかと思います。学ぶことも、ジーンとくるところもたくさんあると思います。スピードのある映画もいいですが、こういう‘感じる’映画も観ていただきたいと思います。どうぞ、宜しくお願いします。
 
松平さん:久しぶりに北島さんとも共演できた映画でした。映画を観たあとに浅草に行っていただけると、また新たな気持ちで新しい浅草を見られると思います。
浅草と筑波の縁が現在まで至った歴史を感じながら浅草を訪ねていただけたらと思います。
今日はありがとうございました。
 
撮影:工藤勇生 

 
 
客席からの盛大な拍手をもって、初日舞台挨拶は無事に終了しました。
 
「浅草・筑波の喜久次郎~浅草六区を創った筑波人~」は絶賛上映中です!
皆さま、ぜひ劇場へ足を運んで、熱い漢たちの生き様をスクリーンでご覧ください!